築古戸建を購入したはいいものの、「どこまでDIYでできるか?」「業者に頼むと高くつくのでは?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
今回私は、**築40年超の木造3LDKの戸建**を購入後、地元の工務店3社にリフォームの見積もりをお願いしました。
この記事では、実際に出してもらった見積もりの詳細や、工務店選びで重視したこと、DIYとの使い分けについて詳しくご紹介します。
築古戸建投資で欠かせないリフォームの相場感を養っていき、規模拡大を図っていきましょう!
【物件概要と見積もりを依頼した理由】
今回見積もりを依頼したのは、築40年超・木造・3LDKの戸建住宅です。
内見の段階で、
-
床(フローリング)が劣化していてギシギシと音がする(思い切りジャンプして着地したら、床が抜けるだろう、、、状態)
-
畳が日焼けしている
-
クッションフロア(CF)やクロスに汚れ・剥がれが目立つ
といった状態で、「入居者を募集するにはリフォームが必要」と判断しました。
自分でできる範囲もあるとは思ったものの、床の張り替えなどは技術や工具の面から難しいと考え、地元の工務店3社に相見積もりを依頼しました。
【見積もり内容とその内訳】
各社にお願いした内容はほぼ同じで、以下のようなリフォーム項目です:
-
フローリングの上貼り(全室)
-
畳の表替え
-
クッションフロア(CF)の交換(キッチン・洗面など)
-
クロスの全面張り替え(天井含む)
など
見積もり金額には多少のばらつきがありましたが、工務店A社が一番安く、対応も丁寧だったため、最終的にそちらにお願いすることにしました。
【工務店3社に依頼して分かったこと】
工務店を選ぶ際に意識したポイントは以下の3つです:
-
対応の丁寧さ・提案力
→「この部分はまだ使えるので交換不要ですよ」など、不要な工事をすすめてこなかったのが好印象でした。
-
見積もりのわかりやすさ
→内訳が明確で、材料・工賃の説明もあり安心できました。
-
価格のバランス
→最安値ではなくても、「対応」と「費用」のバランスが取れている業者を選ぶのが結果的に◎だと感じました。
【DIYとの使い分け】
業者に任せたのは床・壁・畳といった「仕上がりの美しさが求められる部分」ですが、自分でできると判断した部分はDIYにしました。
具体的には、
-
庭の整備
築古戸建あるあるの、立派な樹木、大きな岩(昔はこうゆうのが流行っていたのかな、、、)をDIYで排除しました。
樹木は、チェーンソー、除草剤を駆使して排除しました!
-
人工芝の施工
自宅の庭に人工芝をDIYで施工した経験を元に、コーナンで購入した、防草シートと人工芝が一体の商品を購入して週末を使ってDIYで対応しました!
このように、「プロの技術が必要な箇所」と「素人でもできる作業」を切り分けることで、全体のコストを抑えつつ、自分の経験にもなるのでおすすめです。
【大公開!】実際見積書!
NO1

NO2

NO3

【見積書】内訳!
わかりやすく、見積書の大まかな内容、金額、内訳をまとめます!
| 項目 | 数量・面積 | 単価 | 合計金額 |
|---|---|---|---|
| 廊下フローリング上貼り | 4.5㎡ | 7,500円/㎡ | 33,750円 |
| 洋間ドア新規設置 | 1ヶ所 | – | 59,000円 |
| 畳新調(6畳×2部屋) | 12枚 | 6,000円/枚 | 72,000円 |
| 畳処分費(6畳×2部屋) | 12枚 | 2,800円/枚 | 33,600円 |
| 襖張替え(大) | 2枚 | 4,600円/枚 | 9,200円 |
| 襖張替え(小) | 2枚 | 3,250円/枚 | 6,500円 |
| クッションフロア張替え | – | 3,800円/㎡ | – |
| クロス張替え | – | 1,250円/m | – |
【まとめ】プロとDIYの使い分けがポイント!
築古戸建のリフォームは、すべてDIYするのは非現実的な場合も多いです。今回、3社に相見積もりを取ったことで、
-
工務店ごとの対応の差
-
頼むべきリフォーム項目の見極め
-
DIYで十分な部分の判断
ができ、結果として納得のいく仕上がりになりました。
「業者に頼むのが高い」と最初から敬遠せず、一度見積もりを取ってみるのがおすすめです。
築古戸建投資で欠かせないリフォームの相場感を養っていき、規模拡大を図って行きましょう!

コメント