古くて汚い洗濯パンを撤去して「ミヤコ クリーン型排水トラップ(MB44CWM)」へDIY交換【2号物件】#22

2号物件

Before

 after

築古物件では、**洗濯機周りの古い設備(洗濯パン・排水トラップ)**が入居付けに影響しやすいポイントです。

特に「汚れた洗濯パン」「ヌメリが取れない排水口」「カビ臭」などは、内見時にマイナス印象になりやすいため、大家として改善したい場所。

今回は、私の**2号物件**で実際に行った、
古い洗濯パンを丸ごと撤去し、「ミヤコ クリーン型排水トラップ MB44CWM」へDIY交換した方法を詳しくまとめました。

この記事を読めば、

  • 洗濯パン撤去の方法

  • 排水トラップの構造が理解できる

  • 必要な工具

  • 具体的な接着・固定方法

  • 作業時間の目安

  • プロに頼む場合との費用差

  • Before → After で見た目がどう変わるか

がすべて分かります。

築古×DIY大家として、費用対効果の高い改善ポイントなので、初心者の方にもとてもおすすめです。


▼目次


【結論】洗濯パン撤去と排水トラップ交換はDIYで十分できる

先に結論から言うと、本記事の作業はDIYで問題なくできます

理由は以下の3つ。

  • 作業手順がシンプル

  • 必要な工具が少ない

  • 誤っても大きな事故につながりにくい(水回りでも電気工事ではないため)

そして費用はたったの3,000円前後
業者に依頼した場合 約20,000円はかかるため、1回の交換で17,000円のコスト削減になります。


【1】今回使用した工具

作業難易度は低めで、これだけあればOK。

●プラスドライバー

(インパクトドライバーがあると圧倒的にラク)

●マイナスドライバー

●マルチツール

洗濯パンの切断・撤去、床との境目の処理に便利。

●塩ビ管用接着剤


【2】交換した排水トラップ

今回使用したのはこれ。

■ミヤコ

クリーン型洗濯機排水トラップ MB44CWM
価格:約3,000円

メリット:

  • 髪の毛・ゴミが詰まりにくい

  • 水の流れがスムーズ

  • パーツ交換が簡単

  • 見た目がとてもスッキリ・綺麗

  • 特に築古物件では“内見時の臭い対策”に効果抜群


【3】作業手順

ここからは、実際に行った作業を順番に解説します👇


(1)古い洗濯パンを撤去する

まずは、入居者が嫌がるポイントである「古くて汚い洗濯パン」を撤去。

  • マルチツールで切れ目を入れる

  • 周囲のコーキングを剥がす

  • 上方向に持ち上げて撤去する

築古物件では、洗濯パンの裏側が黒カビだらけになっていることが多く、撤去、クッションフロアだけでもかなり清潔感がアップします。


(2)VU管を床材の高さに揃える

排水トラップを設置するため、床面の高さに切り揃えます。

  • 切りすぎるとやり直しが大変

  • 逆に長すぎるとトラップが浮く

ここは“慎重さ”がポイント。


(3)エンビ用接着剤で本体とVUスリーブを接着

排水トラップ(本体)の内側と、VUスリーブの外側に接着剤を塗布し、差し込みます。

※塩ビ接着剤は一度付けると外れないので位置は慎重に。


(4)塩ビ管とVUスリーブを接着

ここでも同じく接着剤を使用。

  • 内側にも外側にも満遍なく塗る

  • 差し込んだら10〜20秒押さえる

接着剤は“速乾性”なので、迷わず素早く作業するのがコツ。


(5)排水トラップを床面にビス止めする

付属のビスで床に確実に固定します。

  • インパクトがあると超ラク

  • 床材が薄い場合は位置に注意

ここでガタつきがあると、水漏れの原因になるので丁寧に。


(6)化粧カバーを本体にかぶせる

これを付けると一気に清潔感が増します。

内見の印象が良くなるポイント!


(7)トラップとゴムエルボを挿入し、ロックナットを閉める

排水トラップの心臓部であるエルボ部品を取り付け。

  • ゴム部品がしっかり入っているか

  • ロックナットは手でしっかり締める

これが甘いと“臭い逆流”の原因になります。


(8)ホース座屈防止用インナーを挿入する

入居者の洗濯ホースが折れるのを防止する大切な部品。

これを入れておくと長持ちします。


【4】取り付け時間の目安

作業時間:約30分

  • 床補修なし

  • レベル調整なし

  • 古い洗濯パンが軽度の劣化

この条件なら誰でも再現できます。


【5】Before → After

Before
(汚れた洗濯パン・カビ)

After
(スッキリして清潔感UP!洗濯機置き場が見違える)


【6】まとめ:排水トラップ交換はDIYでできる!

今回の作業は材料費3,000円のみ。
業者見積もり:約20,000円。
差額:約17,000円の節約に成功。

築古×DIY大家にとって、洗濯機周りの改善は最もコスパが良いリフォームの一つです。

  • 清潔感が上がる

  • ニオイ対策になる

  • 内見での印象が良くなる

  • トラブルが減る

初心者でも実践可能なので、ぜひチャレンジしてみてください。


【7】今回使用した排水トラップ

ミヤコ CB44CWM 約3000円


【8】今回使った工具

  • インパクトドライバー

  • マルチツール

  • 塩ビ用接着剤

  • プラスドライバー

  • マイナスドライバー


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