- 古民家や築古戸建ての庭に、昔ながらの大きな庭石がゴロゴロ置かれていて困っていませんか?
「昔は立派な庭だったのかもしれないけど、今となっては正直ジャマ……」
「庭を広く使いたいのに、大きな石があって整地できない」
「人工芝を敷きたいけど、庭石が邪魔で作業が進まない」
「業者に頼むと高そうだけど、自分で処分できるの?」
築古戸建てや古民家をDIYしていると、こうした庭石問題にぶつかることがあります。
私の4号物件でも、ジャングル化した庭に大きな庭石がいくつも放置されていました。
庭を広く使い、最終的には防草シートと人工芝を施工したかったので、まずはこの庭石を一掃することにしました。
今回は、マキタのハンマードリル「HR2670」、セリ矢、ハンマー、バールを使って、大きな庭石を持ち運べるサイズまで割り、自治体のクリーンセンターで処分するまでの流れを紹介します。
この記事を読めば、庭石を自分で小さく割る手順、必要な道具、作業時の注意点、セリ矢を使うコツ、庭石処分の流れ、クリーンセンター処分費用の考え方、人工芝施工前にやるべき庭整備の流れが分かります。
庭石を処分して庭をスッキリさせたい方、築古戸建ての庭DIYを考えている方、人工芝施工の前準備をしている方は、ぜひ参考にしてください。
古民家・築古戸建ての庭石はとにかく邪魔
築古戸建てや古民家を購入すると、かなりの確率で庭に大きな石が置いてあります。
昔は庭園風の庭が流行っていたのかもしれません。
立派な庭石、灯籠、植木、松、ツツジ、飛び石などが配置されていて、当時はきれいな庭だったのだと思います。
しかし、現代の賃貸用戸建てやDIY再生物件として考えると、大きな庭石はかなり扱いに困ります。
庭石があると、次のようなデメリットがあります。
- 庭を広く使えない
- 草刈りや防草シート施工の邪魔になる
- 人工芝を敷きにくい
- 子どもが遊ぶスペースを作りにくい
- 駐車場や自転車置き場に転用しにくい
- 見た目が古く感じる
- 処分費用が読みにくい
ファミリー向けの戸建てであれば、広くて使いやすい庭は大きな魅力になります。
そのため、今回の4号物件では「庭石を一掃して、最終的に人工芝の庭にする」ことを目標にしました。
今回処分した庭石と4号物件の状況
今回作業したのは、私が所有している4号物件の庭です。
この物件は古民家に近い築古戸建てで、庭がかなりジャングル化していました。
木の根、雑草、枝、庭石などが多く、最初は庭全体をどう使えばいいのか分からない状態でした。


庭を広く使うためには、まず庭石をどかす必要がありました。
ただし、大きな庭石はそのままでは重すぎて動かせません。
人力で持ち上げるのは危険ですし、無理に動かすと腰を痛める可能性もあります。
そこで今回は、庭石を現地で小さく割り、持ち運べるサイズにしてから処分する方法を選びました。
使った主な道具は、マキタのハンマードリル、セリ矢、ハンマー、バールです。
YouTube動画はこちら
今回の庭石処分作業は、YouTubeでも投稿しています。
実際にハンマードリルで穴を開け、セリ矢を打ち込んで庭石を割っていく様子は、動画の方が分かりやすいと思います。
庭石が割れる瞬間や、バールでこじって石が分かれる様子は、DIY好きの方にはかなり参考になると思います。
庭石処分に使った道具
今回使った道具は以下のとおりです。
マキタ・ハンマードリル HR2670
庭石に穴を開けるために使用しました。
普通のインパクトドライバーやドリルでは、庭石に穴を開けるのはかなり厳しいです。
石やコンクリートに穴を開けるには、ハンマードリルが必要になります。
今回使ったマキタのHR2670は、DIY用途でも十分パワーがあり、庭石に穴を開ける作業で活躍しました。
HR2670のいいところは、用途が
・回転⇨壁などに穴を開ける⇨エアコンの穴あけ等に便利
・回転+打撃⇨今回の記事のように石に穴を開ける
・ハツリ⇨コンクリート等を破壊に
など、一丁三石以上になるところです!
デルタゴンピット
デルタゴンピットとは、上記ハンマードリルの先端部に取り付ける部品です。
セリ矢
セリ矢は、石を割るための道具です。
ハンマードリルで開けた穴にセリ矢を差し込み、ハンマーで少しずつ叩いていくことで、石に力が加わり、ヒビが入ります。
最初は「本当にこれで石が割れるの?」と思いましたが、実際に使ってみるとしっかり割れました。
庭石のような大きな石を人力で処分するなら、セリ矢はかなり重要な道具です。
セリ矢にはサイズがありますが、19mmが一番おすすめです。
19mmよりも小さいとうまく割れず、石が小さく割れてしまうからです。
19mmが庭石程度の石であれば大きすぎず、小さすぎない程よいサイズです。
ハンマー
ハンマーは、セリ矢を叩くために使います。
ポイントは、1本だけを強く叩くのではなく、複数のセリ矢を均等に叩いていくことです。
均等に力を加えることで、石にきれいにヒビが入りやすくなります。
石割り作業では、ある程度重さのあるハンマーが使いやすいです。
バール
バールは、庭石にヒビが入った後、割れ目を広げるために使いました。
セリ矢だけで完全に割れることもありますが、ヒビが入った状態で止まることもあります。
その場合、バールを差し込んでこじると、石がパカッと割れることがあります。
庭DIYでは抜根や解体にも使えるため、1本あると便利です。
庭石を小さく割る具体的な手順
ここからは、実際に私が行った庭石処分の手順を紹介します。
手順1:ハンマードリルで庭石に穴を開ける
まず、ハンマードリルを使って庭石に数カ所穴を開けます。
穴の数は、石の大きさによって調整します。
小さめの石であれば数カ所で十分ですが、大きい石や厚みのある石の場合は、穴の数を増やした方が割れやすくなります。

Screenshot
穴を開ける位置は、なんとなく適当に開けるよりも、「このラインで割りたい」というイメージを持って並べるのがおすすめです。
石に対して一直線上に穴を開けていくと、そのラインに沿ってヒビが入りやすくなります。
手順2:開けた穴にセリ矢を差し込む
次に、ハンマードリルで開けた穴にセリ矢を差し込みます。
セリ矢は、向きをそろえて入れることが大切です。
向きがバラバラだと、力のかかり方が不均等になり、うまく割れないことがあります。

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この時点では、まだ石は割れません。
ここから少しずつハンマーで叩いて、石に圧力をかけていきます。
手順3:セリ矢をハンマーで均等に叩く
セリ矢を差し込んだら、ハンマーで叩いていきます。
ここで大事なのは、1本だけを一気に叩かないことです。
複数のセリ矢を、次のような流れで均等に叩いていきます。
- 1本目を数回叩く
- 2本目を数回叩く
- 3本目を数回叩く
- また1本目に戻る
このように均等に叩くことで、石全体にじわじわ力が伝わり、割れやすくなります。
手順4:庭石にヒビが入る
セリ矢を叩き続けていると、庭石に「ピキピキッ」「メキメキッ」と音が鳴ってヒビが入ります。
この瞬間はかなり気持ちいいです。

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ただし、ヒビが入ったからといって、すぐに完全に割れるとは限りません。
石によっては、表面だけヒビが入って中まで割れていないこともあります。
その場合は、さらにセリ矢を叩いたり、次の工程でバールを使ってこじります。
手順5:セリ矢を抜く
石にヒビが入ったら、セリ矢を抜きます。
ここはかなり大事です。
割れた石の中にセリ矢が混ざると、めちゃくちゃ無くしやすいです。
実際に私は、何本かセリ矢を無くしました。
作業に集中していると、割れた石、砂利、土、雑草の中にセリ矢が紛れてしまいます。
セリ矢は小さいですが、庭石処分には重要な道具です。
無くすと作業効率が落ちるので、ヒビが入ったら一度セリ矢を回収するのがおすすめです。
手順6:ヒビにバールを入れてこじ割る
ヒビが入った部分にバールを差し込み、こじるように力を加えます。
石の状態によっては、バールでこじった瞬間に割れることがあります。
セリ矢だけで割り切れない場合でも、バールを併用するとかなり作業が進みます。
ただし、無理に力を入れすぎると危険です。
腰を痛めたり、バールが滑ったりする可能性があるので、体勢には注意が必要です。
手順7:持ち運べるサイズになるまで繰り返す
一度割れたら終わりではありません。
大きな庭石は、1回割っただけではまだ重いです。
持ち運べるサイズになるまで、同じ作業を繰り返します。
- ハンマードリルで穴を開ける
- セリ矢を差し込む
- ハンマーで均等に叩く
- ヒビを入れる
- セリ矢を回収する
- バールでこじる
- 小さくなった石を運ぶ
この繰り返しです。
地味な作業ですが、少しずつ庭石が小さくなっていくと達成感があります。
実際に作業して分かったコツ
実際に庭石を割ってみて、いくつかコツが分かりました。
穴は一直線に並べると割れやすい
庭石に穴を開けるときは、割りたい方向を意識して、なるべく一直線に穴を開けると割れやすいです。
適当に穴を開けるよりも、ヒビを入れたいラインを決めて、その線上に穴を開ける方が効率的でした。
セリ矢は均等に叩く
セリ矢は、1本だけを強く叩くより、複数本を均等に叩いた方が割れやすいです。
石にじわじわ力をかけていくイメージです。
焦って強く叩きすぎるより、音やヒビの入り方を確認しながら進めるのがおすすめです。
石は想像以上に重い
小さく割ったつもりでも、石はかなり重いです。
「これくらいなら持てるかな?」と思っても、実際に持つと腰にきます。
無理に大きいまま運ばず、少し面倒でもさらに小さく割った方が安全です。
セリ矢は本当に無くしやすい
今回の反省点です。
セリ矢を何本か無くしました。
石を割ったあと、破片の中に混ざってしまうと見つけにくいです。
特に土や雑草が多い庭では、すぐに見失います。
作業中は、セリ矢を置く場所を決めておくと良いです。
庭石処分で気をつけたい安全対策
庭石を割る作業は、思っている以上に危険があります。
石の破片が飛んだり、ハンマーを打ち損じたり、バールが滑ったりする可能性があります。
最低限、以下の装備はした方が安心です。
- 保護メガネ【今回使用している保護メガネはこちら】
- 作業用手袋
- 長袖・長ズボン
- 安全靴または厚めの靴
- 防じんマスク
- 耳栓またはイヤーマフ
特にハンマードリルは音も振動も大きいです。
長時間作業すると手や腕にも負担がかかります。
無理に一気に終わらせようとせず、休憩を入れながら作業するのがおすすめです。
また、石にハンマードリルで穴を開ける時、細かい石が結構飛びます。
近くに車、窓ガラス、人、ペットなどがいないか確認してから作業しましょう。
また、保護メガネは間違いなくつけましょう!最悪失明の可能性もあります。。。
割った庭石の処分方法と費用
割った庭石は、自治体のクリーンセンターに持ち込んで処分しました。
処分費用は、自治体や重量、受け入れ条件によって変わります。
今回の庭石処分費用は、約2万円でした。

↑写真に映っている石たちが今回、庭の石を割って一箇所に集めたものたちです!
注意点として、庭石やコンクリートガラ、ブロック、土砂などは、自治体によって受け入れ可否が異なります。
持ち込む前に、次の点を確認しておくと安心です。
- 庭石を受け入れてくれるか
- 事前予約が必要か
- 何kgまで持ち込めるか
- 処分費用はいくらか
- 土や根が混ざっていても大丈夫か
- 事業系ごみ扱いになるか
DIYで出たものでも、量が多い場合や物件再生に伴うものは、自治体によって扱いが変わる可能性があります。
必ず事前確認してから持ち込みましょう。
庭石を処分したビフォーアフター
庭石を処分すると、庭の印象がかなり変わりました。
大きな石があるだけで、庭全体が狭く、古く、使いにくい印象になります。
逆に庭石を一掃すると、庭が広く見え、次の作業にも進みやすくなります。

Screenshot

Screenshot

Screenshot
今回の作業で、築古戸建て・古民家あるあるの「謎に大きい庭石問題」をかなり解消できました。
庭石がなくなったことで、今後の抜根、整地、防草シート、人工芝施工に向けて大きく前進です。
今後は抜根・整地・防草シート・人工芝施工へ
今回の記事では、庭石処分について紹介しました。
ただ、庭DIYはこれで終わりではありません。
今後は、次の流れで庭をさらにきれいにしていく予定です。
- 抜根
- 整地
- 転圧
- 防草シート施工
- 人工芝施工
最終的には、ジャングル化した古民家の庭を、家族が使いやすい人工芝の庭に変えていきます。
【内部リンク予定位置】
- 抜根・整地の記事はこちら
- 防草シート施工の記事はこちら
- 人工芝施工の記事はこちら
庭DIYは一気に完成するものではありません。
草を刈り、木を切り、根を抜き、石を処分し、整地して、ようやく人工芝施工に進めます。
地味な作業が多いですが、ひとつずつ進めることで、確実に庭は変わっていきます。
庭石処分は業者に頼むべき?DIYでできる?
庭石処分は、サイズや量によっては業者に依頼した方が安全です。
特に、次のような場合は無理せず業者に相談した方がいいと思います。
一方で、今回のようにハンマードリルやセリ矢を使って小さく割れる庭石であれば、DIYでも処分できる可能性があります。
ただし、体力も時間も必要です。
石を割る作業は地味ですが、かなり疲れます。
DIYでやるメリットは、処分費用を抑えられることと、庭が少しずつ変わっていく達成感があることです。
築古戸建て投資や古民家DIYをしている方にとっては、こうした作業を自分でできるようになると、再生コストを抑えやすくなります。
まとめ:庭石を一掃すると庭DIYが一気に進む
今回は、4号物件の庭に放置されていた大きな庭石を、マキタのハンマードリルHR2670、セリ矢、ハンマー、バールを使って小さく割り、処分した作業を紹介しました。
作業の流れは以下のとおりです。
- ハンマードリルで庭石に穴を開ける
- 穴にセリ矢を差し込む
- セリ矢をハンマーで均等に叩く
- 庭石にヒビを入れる
- セリ矢を抜いて回収する
- ヒビにバールを入れてこじ割る
- 持ち運べるサイズになるまで繰り返す
- クリーンセンターで処分する
古民家や築古戸建ての庭にある大きな庭石は、かなり邪魔です。
しかし、道具をそろえて手順を守れば、DIYでも処分できる場合があります。
庭石を一掃すると、庭が広く見えるだけでなく、その後の抜根、整地、防草シート、人工芝施工が一気に進めやすくなります。
「庭に大きな石があって困っている」
「人工芝を敷きたいけど庭石が邪魔」
「築古戸建ての庭をDIYで再生したい」
という方は、今回の作業を参考にしてみてください。
無理は禁物ですが、庭石を処分できると庭DIYはかなり前進します。
4号物件の庭も、ここからさらに人工芝の庭へと変えていく予定です。
今後の抜根・整地・防草シート・人工芝施工の記事も、ぜひチェックしてみてください。
今回使った商品
今回の庭石処分で使った道具はこちらです。
- マキタ ハンマードリル HR2670
- セリ矢
- ハンマー
- バール
- 保護メガネ
- 作業用手袋
- 保護マスク
庭石処分だけでなく、古民家DIY、築古戸建て再生、庭DIY、外構作業でも使える道具が多いです。
※工具を使う作業は危険を伴います。保護具を着用し、安全を確認しながら作業してください。
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